「管理職教育・育成のエキスパート」

  〜NPO マネジメントスクール〜

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                        「仕事を通した管理職者の育成」に関して、職場の実務に直結した実践的な
                        研修を行っております。札幌商工会議所の会員です。

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  テーマ63 管理職者として“成果獲得”と“学習”は表裏一体
      

■「実践」と「頭でっかち」

野中郁次郎氏と勝見明氏の共著、全員経営の中では、
下記のような内容のことが記されております。

-------------
人間は、ボディ(身体)とマインド(心)から成り立っている。
子供のころは不可分一体のまま、身体で学びながら心も豊かになる。

しかし、今の日本は、西洋流の合理主義のもと、大人になると、
ボディ(身体)を軽視し、理屈だけとなる。

「どうせ無理」ということがはびこる。
本来は、実践する中で、いろいろと気づき、学び、心も豊かになる。

チリの認知科学者 フランシスコ・ヴァレア氏が西洋合理主義の限界を超えるため、
たどり着いたのは、ボディを重視する仏教思想、「身体化された心」。

これは、経験により身体に埋め込まれた暗黙知と分析的な形式知とを
スパイラルに循環させながら、より高次の知識を内から創造し続けるありかた。

本田宗一郎氏の「やってみもへんで、何がわかる」が今、重要である。
-------------

*暗黙知:経験や勘に基づく知識のことで、
 個人はこれを簡単に言葉にされていない状態でもっている。

*形式知:文章や図表、数式などによって説明・表現できる知識のこと。

野中郁次郎氏と勝見明氏は全員経営の本の中で、
日本経済の活力低下、弱体化の原因は、

分析過多、計画過多、コンプライアンス過多
という欧米流の分析的経営手法への過剰適応のせいとも述べております。

NPOマネジメントスクールが主催しております管理職研修では、
「考えて、考えて、考え抜いて、自ら目標を設定し、
結果をつくり、職場を常に変革していく」をテーマに、

「部下育成と担当部署のPDCA推進のために管理職者として
 本来、今、行うべき計画を管理職者自身の方に自ら立てて頂き、
 実践して頂いております。」

研修を進める中で、管理職者の方と、お話をしておりますと、
確かに欧米流の経営手法に我々は、洗脳されているのではないかと感じることが多々あります。

管理職者の方からは、「部署の運営方法や部下の育成方法に関し、
本やインターネットからいろいろな手法をピックアップして、
これで行えば、理論的にうまくいくはず」とか

「それは、行っても意味がないのではないか」など、
職場のことが本当に分かっているのかなと思われる会話が多く聞かれます。

このような会話になる原因は、いろいろとあるかと思いますが、
部下に指示を出す管理職者である当の本人は、

人格や感情を持った人間なのに、自分自身はそれには気づかず、
部下は、人格や感情のない、機械のようなものと考えているのも一つの原因と思われます。

このような会話をみても、全員経営で述べられているように、
欧米流の分析的経営手法や合理主義の考え方に、

かなり洗脳されている、過剰適応しているということが、実践の職場の上でも感じます。

一言でいうと「頭でっかち」になっているともいえます。

合理主義というのは、人間的側面を排除する面もあります。

また、人、物、金が経営資源と言われますが、
人の意欲や人のエネルギーが、目には見えませんが、
最高の経営資源であることは合理的な理屈でもあります。

管理職者の方に、実際に自分で立てた計画を実践して頂くと、
苦痛や挫折感、面白み、達成感、満足感など

人としてのいろいろな感情が生まれると共に、
今まで考えつかなかった仕事上のアイデアもいろいろと出てくることが分かります。

また、それは、部下の方も同じで、
上司として部下の変化を目の当たりに見ることもできます。

■目標とする成果が必ず獲得できると確信できるまで考え抜くこと

戦国時代であれば、戦いに負けると殺されてしまうので、
必ず勝てると確信できるまで、作戦計画を考えます。

必ず、勝てると確信できることが、
戦うための勇気となりエネルギーとなります。

管理職の方も、部下育成や担当部署のPDCA推進の計画を立てる際には、
その計画を行うことによって、
「部下の言動が変化するのか」、「部下の職務遂行能力が向上するのか」、

また、「部署として売上や利益などの経済的成果を確実に獲得することができるのか」など、
必ず成果を獲得できる(勝てる)と確信できるまで考えることが必要です。

必ず成果を獲得できる(勝てる)と確信できるまで、
計画を何度も練り上げることが、考えて、考えて、考え抜くということになります。

成果獲得が確信できると、実践するための自分の動機付けや自信となり、
エネルギーとなります。

管理職者にとって、仕事のやりがいは、与えられたり、
見つけたりするものではなく、自分でつくるものです。

■職場での実践が成長と成果獲得の源

管理職者は、目標成果獲得のために仕事をしますが、
当然、成果獲得の仕事の中で、いろいろな気づきや学びがあります。

そして、気づきや学びの中で、ステップアップし、
より高度な付加価値の高い仕事ができるようになります。

視点を変えると、「学習するために実践する」ということが言えます。

「学習するために実践する」という視点でいると、
「仕事は常に挑戦であり」、「仕事を通して管理職者として、人として成長する」
という意味合いもしっくりきます。

「学習するために実践する」という取り組み姿勢を常に持つことが、
管理職者として実践力をつける上で重要となります。